Lo-Fi Hip Hopをクールジャパンに
Lo-Fi Hio Hopとは?
まず読み方はローファイヒップホップ
曲調はスローテンポが中心でインストゥルメンタル(歌なしの曲)の楽曲も多くジャズのテイストが強く感じられるのも定番で日本では広い意味ではJazzy Hio Hopとも呼ばれたり海外ではChillpopと呼ばれたりもしてます
Lo-FiとはLow Fidelityの略で
Hi Fidelityの対義語でこちらもHi-Fiと略されることも多く
Hi-Fiとは高忠実度、高再現性のことで原音をよりそのまま綺麗にダイレクトに再現するといった意味で
Lo-Fiはその逆で原音に対してノイズが入ってしまっていたり少し歪みが生じている意味があります
もともとは低い音質での音響機器を少しバカにしたようなニュアンスの言葉でしたがこの Lo-Fi Hip Hopの場合 あえてノイズを入れたりどこか懐かしさを漂わせた価値観だと個人的には思っています
絵でいうとより写真に近い絵がHi-Fiなのに対し
Lo-Fiはあえて描き手の感性というフィルターを通して表現している絵といったニュアンスをイメージして頂けたら分かりやすいと思います
Lo-Fi Hip Hopを語る上でなくてはならない曲を聴いてどこか懐かしい日本の風景が浮かぶような天才トラックメーカーだと思います
上記にもありますがジャズテイストのヒップホップ、Jazzy Hip Hopから
Lo-Fi Hip Hopというより特色のあるジャンルを結果的に牽引した最重要人物ではないかと思います
彼の芸名 瀬場 淳をローマ字表記にして逆さから読んだものでヌジャベス
まだ学生だった21歳の時に渋谷にインテリアなども彼のこだわりが詰まったレコードショップGuinnessRecordsを開店し
2000年代よりファイブ・ディーズやファンキーDLら海外アーティストのプロダクションで注目を集めShing02とのコラボによる人気曲Luv(Sic)で音楽ファンからの口コミを中心に話題となりました
コムデギャルソンのパリでのファッションショーで音楽ディレクターも務めた経歴があります
2004年にはTVアニメ サムライチャンプルーのサントラを手がけて海外などさらに幅広いリスナーにその名を浸透させた
クールジャパン
最近YouTubeリアルタイム配信などのチャンネルも数万人に及ぶ視聴数で人気ですが
その映像やサムネイルに日本のアニメが使われることが多いのは個人的にはサムライチャンプルーのnujabesの印象があまりにも大きかった為だと思います
どこかセンチメンタルで哀愁漂うメロディと日本アニメがマッチしているのでLo-Fi HipHop自体日本文化により馴染んでいけばいいななんて勝手に思ってもいます